大人にきびの原因やできる場所は若者のにきびと違ってさまざまです。大人のにきびでもにきび跡やにきび痕が残ります。大人にきびの原因や種類、日頃からできるスキンケアについて解説します。
大人のにきびは、にきびではなくて吹き出物と以前は言っていたものですが、最近では大人にきびと呼んでも差し支えありません。青春のシンボルと言われていたにきびも、もともと若者だけではなく、皮膚の炎症として大人でもできるものです。
若い人のにきびと大人にきびの違いは、若者のにきびの原因が皮脂の過剰によることが多いのに対し、大人のにきびの場合は原因もさまざまで、便秘や胃腸の調子が悪いときや、生理の影響、食べ物やアルコール摂取の乱れ、喫煙、精神的なストレス、化粧品が合わないなどであったりします。にきびの原因は本当にさまざまで、他にもたくさんの原因が考えられます。
大人にきびは原因だけでなく場所もいろいろなところにできます。顔ではあごや鼻などの良く知られている場所はもちろんですが、顔以外の場所では、背中や頭皮などにもにきびができてしまうことも少なくありません。
また、大人のにきびに限りませんが、にきびはかゆかったり、気になってしまったりするので、手などで引っ掻いてしまいがちです。つい引っ掻いてしまうと、にきび跡やにきび痕が残ってしまいます。大人にきびも、スキンケアをしたり、皮膚科での治療を受けたり、予防や対策をしっかりして、引っ掻いてしまってにきび跡やにきび痕が残らないように気を付けたいですね。
大人のにきびもいくつかの種類に分類されています。ここでは代表的な4つの種類について説明します。その4つのにきびの種類とは、白にきび、黒にきび、赤にきび、黄にきびです。にきびの進行状況によって症状が異なり、対策やケアの方法も異なる場合があります。
大人のにきびの場合でも初期段階では、過剰に分泌された皮脂と角質の中でも古い角質が混ざることで芯ができて毛穴を詰まらせてしまう原因になります。この状態はにきび直前の状態で、にきびへと進行していってしまう可能性が非常に高くなります。
毛穴が詰まってしまって、皮膚の下で皮脂がたまっていってしまうと、皮脂が隆起して皮膚の表面にプツッと白い頭が出てしまった状態が白にきびです。また、皮膚の下でたまった皮脂が詰まった毛穴を広げ、黒色になるまで皮脂が空気に触れて酸化してしまった状態が、黒にきびです。
大人のにきびでも白にきびの状態で、皮膚の深い層に存在するアクネ菌が増殖してしまうと、炎症が起こって毛穴が赤く腫れた状態になってしまいます。これが赤にきびです。赤にきびでは痛みを伴うことが多く、にきび痕が残りやすくなってしまいます。また、黒にきびにおいても、無理に黒にきびを取り除いてしまおうとすると雑菌などにより炎症を起こして化膿してしまったり、にきび跡が残ってしまうので注意が必要です。
特に、アクネ菌や他の雑菌などが繁殖し炎症が激しくなると、化膿した毛穴が大きく腫れてしまい黄にきびへと進行します。黄にきびまでにきびが進むと毛穴周辺の皮膚組織が破壊されてしまうので、にきび跡やにきび痕がくっきりと残ってしまいます。このような状態になる前に早めに皮膚科などでの治療を受けるように心掛けてください。
大人にきびのスキンケアや治療には、にきびの発生原因を取り除くことが一番なのですが、すぐにすべての原因を取り除くのは現代に生活している私たちには困難です。
日頃からできる大人のにきびケアで肌に関するスキンケアでは、夜間はメイクなどの化粧品をしっかりおとすこと、顔を洗ったときは乾燥を予防して早めに化粧水などでスキンケアをすること、髪は新陳代謝ピークの夜間に洗髪することなどが挙げられます。肌につける化粧品や化粧水などだけでなく、直接肌に触れる衣類を清潔に保つことや、寝装具などに関しても、こまめに洗濯して雑菌を増やさないように心掛けることも普段からできる大人にきびのケアになります。
食生活や食べ物では、不規則な食事がお肌にはよくありません。中でも朝食はしっかり食べて正常な新陳代謝を促し食べ物に含まれるビタミンもしっかり摂取するようにしましょう。食べ物だけでなく水分摂取も重要です。目安は1日に1.5リットル程度に水を飲むようにしたいところです。よく、「汗をかくから」、「トイレが近くなるから」と水分の摂取を控える方がいますが、水分は新陳代謝の促進や肌や血液の循環にも重要です。また、喫煙やアルコールもお肌には大敵です。アルコールの摂取は程々に、できることなら禁煙もおすすめします。
最後になりましたが、大人のにきびでもにきび痕やにきび跡が残ってしまうことがあります。できる限り早期の治療やケアが効果的です。にきびのスキンケアや治療法については早めに皮膚科に相談して、ケアや治療を受けたりアドバイスや指示を仰ぎましょう。